本当に仕事はきついだけなのか

仕事は大きく4つに分類することができます。
1つ目は、個人のスキルも備わっていて自分から進んでみたいと思える仕事のグループです。このグループから仕事を見つけられれば、適性もあり自分自身も意欲があるので希望も叶い結果に結びつきます。
2つ目は、適性はあるけれど個人的には取り組みたくないグループです。結果が見えていたり好みに合わなかったりするので、気がすすまない仕事が該当します。結果も期待できるだけに、仕事だと割り切ることができれば悪い選択ではありません。
3つ目は、個人的な適性がないものの自分が憧れる仕事が集まるグループです。適性がない分だけ努力してもすぐに成果に結びつかないことも多く、苦労の多い仕事になります。きついと感じることもありますが、憧れる仕事だけに結果を出そうと努力すればやりがいを感じられるでしょう。
最後は、適性にも恵まれず個人的にも気がすすまない仕事のグループです。何かの事情で選ぶしかない場合以外は、避けた方が無難な選択になります。
きついと感じる仕事も少なくありません。つまり一口に仕事といっても、実にさまざまな種類があります。そこで、適性という視点と自分の希望という視点で大きく分類してみるのも仕事を上手に見つける方法です。
特に適性は主観的に考えるよりも客観的に判断することが欠かせないので、他人から見た自分の個性を聞いてみると意外な気づきがあります。自分にはできないと思っていたことが実は得意だったり、自分では当たり前に感じていたことが人の役に立っていたりすることも珍しくないからです。仕事がきついと感じる場合、少し選び方を工夫してみると方向性を見つけるきっかけになります。
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